こんにちは!周南中央整骨院の古川です。
シンスプリントとは?
走るスポーツに多く見られる下腿部の内側に慢性的に痛みが出るものを『シンスプリント』と言います。
原因は繰り返しのランニングやジャンプにより、下腿部内側の骨膜が筋肉によって引っ張られ炎症を起こし痛みが出ると言われています。
シンスプリントは、なりやすい素因があります。
①足の形・動き方
一般的に偏平足傾向・回内足の人はなり易いと言われています。
②練習場所
硬い地面 ⇒ 着地時の衝撃が強い。
平坦でない地面 ⇒ 着地時にバランスを崩しやすい。
③練習量・方法
練習量が多いとそれだけ繰り返し負荷がかかるので、リスクが高まります。
また1つの動作を反復して行う動作なども誘因となります。
④靴選び
競技で使う靴なども自分に合った靴(サイズや形状、機能面など)を選ぶというのも重要になってきます。
特に成長期の子供の靴選びは、すぐに大きくなるからという理由で大き目の靴を買われる方もよく見かけますが、大き目の足に合っていない靴を選べばそれだけ足が靴の中で遊んでしまうので、靴の中での遊びも大きな要因となります。
◆安静にしていても痛みが強い場合◆
運動などしていない時でも強い痛みがあるときは『疲労骨折』をしている可能性があるので、レントゲンやMRIなどの検査ができる整形外科などを受診して下さい。
◆セルフケア◆
シンスプリントは下腿部の後脛骨筋やヒラメ筋などが骨膜を引っ張って起こしていると言われているので、スネの内側(後脛骨筋)のマッサージやふくらはぎ(ヒラメ筋)のストレッチなどを練習後や入浴後に行ってください。
練習後はアイシングを行ってください。
※1 ストレッチやマッサージを行ってみて、痛みがある場合は中止してください。
※2 ストレッチは1~2分程度で反動などはつけずにジワ~っと伸ばして下さい。
※3 セルフケアはあくまで出た痛みに対する対症療法ですので、根本的な治療にはなりません。
☆当院での施術☆
当院ではシンスプリントに対して、筋膜のつながりを使った筋膜リリースを施術の基本として行い、動きなどにも原因がある方にはオーダーメイドインソールを作製し、動きをコントロールして症状の改善を目指します。
もしシンスプリントが改善せずに悩まれている方、何かお役に立てることもあるかもしれませんので、気軽にご相談下さい!