こんにちは!周南中央整骨院の古川です!
今回は最近よく来院される10歳前後の運動をしているお子様に多い『踵(かかと)の痛み』についてです☝🏻
特にこの年代に多い踵の痛みを
『踵骨骨端症』や『シーバー(セーバー)病』
と言います😌
当院では特に
・バスケ
・サッカー
・野球
をしている子(特に男児)がよく来院されてきます💦
走る・跳ぶを繰り返す競技に多い踵の成長痛やスポーツ障害ともいわれています😓
【原因】
主な原因は・・・
①発育期の弱い踵骨骨端部にスポーツによるジャンプやダッシュを繰り返すことで負担が蓄積する
②ふくらはぎの筋肉が緊張する(硬くなる)→繋がってるアキレス腱も硬くなる→踵骨に付着しているアキレス腱に踵骨が引っ張られる
①・②により血流障害が起こり、踵骨骨端核の壊死・骨軟骨炎が起こり痛みが発生してシーバー病となる😱
その他、シーバー病を発症した人の約80%が「扁平足」や「外反母趾」があり足の関節の構造的に足に負担がかかりやすくなっていることも要因と言われています☝🏻💦
【症状】
・運動後や朝起きたときに踵後方に痛みがでる
・運動中に踵に痛みが出るが運動を休むと痛みは落ち着く
・つま先歩きが楽
・踵に圧痛がある
※痛みは最初は運動中に軽く痛みが出る程度ですが、悪化していくと安静にしていても痛みが出ることもあります😓
【治療】
まず、痛みが強い場合は練習などは休んで安静にすることです😌✨
・・・その上で
①ふくらはぎと足の裏の筋肉のストレッチ
→ふくらはぎはストレッチポールや筋膜ローラーなどでコロコロした後にしっかり伸ばす、足の裏はテニスボールを痛くない程度に踏んで圧をかけてコロコロする👌
②インソール
扁平足や外反母趾がある方は、アーチ構造に問題があることが多いのでアーチを支えて負担が分散できるように足にあったインソールを入れる(再発の予防にもなります☝🏻)
最後に・・・
シーバー病は痛みが強くなってしまった段階だと、症状が落ち着くまでになかなか時間がかかる症状です☝🏻
成長期が過ぎて踵の骨が完成してしまえば痛み・症状はなくなります😙☝🏻
なので日頃からストレッチなどを行い、扁平足のお子様は痛みが出る前からインソールを使うなど予防をしていくことが大事だと思います😅
なにか気になることや質問等ありましたら気軽にお問い合わせください😌