周南中央整骨院コラム:『産後の手首の痛み』

こんにちは、周南中央整骨院の古川です🙂

今回は指の付け根や手首の腱鞘炎、中でも産後の方についてです。

腱鞘炎は主に仕事やスポーツなどでの使い過ぎにより、腱が繰り返し擦れることによって炎症が起こることが多い症状です😣💦

しかし、当院に腱鞘炎で来られる方は仕事やスポーツ選手だけでなく、産後の女性も同じくらい多いです💦

 

◇産後の女性に多い要因◇

①ホルモンバランスの関係

 ・出産で骨盤が緩む ➡ 締めるために関節が狭くなる ➡ 腱の通る道も狭くなる ➡ 擦れて炎症が起こる

 ・エストロゲンというホルモンが減少することにより、炎症が抑えられにくくなる💦(産後の女性の腱鞘炎が長引いてしまう要因の一つです💦💦)

 

②抱っこする時間が長い + 抱っこの仕方

 ・比較的に利き手と逆の手が多い気がします(´ε`;)(利き手を自由に使って逆の手で抱っこしている関係ですかね?💦)

 ・人間は大切なものを扱うときは手先や指先で作業するようになり、意識が手先にいくことで抱っこするときも肘が肩よりも前にいっていることが多いです ➡ 体幹に近い方が負担は少ないです😌

 

◇対策◇

 ・痛みがある側の手の母指球と、掌を上に向けた状態での親指側の肘周りを押してみて痛い場所をマッサージして固くなっている筋肉を緩める☝🏻

 ・抱っこするときは、肘を引くイメージで赤ちゃんを体幹につけて抱っこしてあげる✨

 ➡腕の力だけではなく、体幹の力でも支えれるため、腕や手首・指先にかかる負担が分散されて負担が減ります😄

 

正直、産後はホルモンバランスの乱れや赤ちゃんを抱っこする時間などを考えると、産後ではない方と比べても腱鞘炎になりやすい時期というのは確かだと思います😓

ホルモンバランスによるものは中々自分自身でどうにかするのは難しいですが、負担のかかりにくい使い方や負担のかかっているところのケアをして、何とか腱鞘炎まではいかないように頑張りましょう😆✨✨