周南中央整骨院コラム:『モートン病』

こんにちは。周南中央整骨院の古川です😀朝晩が涼しくなってきて過ごしやすくなってきましたね✨

さて、今回は『モートン病』についてです。

最近よくインソールを作りに来て頂く方々の中で、

『病院でモートン病だろうと診断され、インソールを作った方が良いと言われたので、スマホで検索して来ました。』

と、いう方々が多いように感じます☝🏻

まず、【モートン病】とは??

色々な要因により足趾(足の指)の付け根辺りで神経が圧迫されて神経がこぶ状に膨らみ、2~4趾間(特に3~4趾が多い)シビレや痛み、灼熱痛、違和感などの症状を起こす病気です。

90%が女性に出ると言われています。(とくに中年以降の女性が多いようです)

【原因】:はっきりとした原因は分かっていないと言われています。。。が、要因となるものはあります😗

①靴

ハイヒール

前足部の狭い靴

②仕事

・長時間の立ち仕事

・つま先立ちが多い作業

※仕事ではないですが、マラソンランナの方も多いです💦

③足の問題

外反母趾偏平足開張足の方がなりやすい傾向があります☝🏻

⇨足の内側縦アーチ・横アーチが低い方:過回内での歩行になっている(歩くときに内側(土踏まず)をつぶすように歩いている)

内側縦アーチの低下 ⇨ 横アーチの保持に必要な長・短腓骨筋の緊張が低下  横アーチの低下  横アーチの低下した部位で神経が圧迫され、神経腫ができる ⇨ モートン病の症状が出現😖

もちろん全ての原因ではないかもしれませんが、内側縦アーチの低下による歩行時の過回内がモートン病の始まりの大きな要因の一つとも言えます😓

つまり、歩行時の過回内を改善・予防することが重要なポイントになります✨

【改善方法】

①靴選び

 ・ハイヒール✖(踵が高いことにより前足部に荷重がかかってしまう)

 ・前足部の狭い靴✖(靴内で圧迫される)

 ・幅の広すぎる靴✖(靴内で足が遊ぶのもよくありません!!)

 ・サイズの合ったスニーカーが良い

②インソールを使う

 ・足のアーチが低い方(特に内側縦アーチ横アーチ)は過回内歩行を予防する為にインソールで歩行をコントロールする

③ステロイド注射

 ・炎症を抑える効果がある(痛み止めのようなものなので、炎症を起こしている原因を解決するものではない

 ※副作用も可能性は低いですが、注射を打ち続けるとリスクは上がると言われています。

  ⇨主な副作用…免疫不全、副腎皮質機能低下、糖尿病、骨粗鬆症など。

④手術

 上記の①~③の保存療法で効果が出なかった場合に、神経腫の切除術を行うこともあります。

 ※手術は割合的に改善する方が80%で、悪くなる・変わらない方が20%と言われているので、あまり積極的には行われていないようです。

当院で対応できるのは①と②までですが、気になったことがありましたら気軽にご連絡ください😀✨

 

今回はかなりの長文になってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました😌