こんにちは!周南中央整骨院の古川です。
今回は『五月病』についてです!
はじめに五月病とは、主にゴールデンウィーク明けごろから感じ始める疲れ、虚しい気持ち、倦怠感や脱力感などを伴う体と心に不調を感じ始める俗語(ぞくご)のことです。(正式な病名ではありません)
この五月病は決して5月だけに発症するのではなく、不慣れな環境や人事異動、周囲の変化など緊張状態が続く環境に身を置くと徐々にストレスが溜まっていきます。また持続的に心の負担が多い環境では心(メンタル面)に不調が起こりやすくなり、そして本人自体が不調に気づかないケースもあります😖
このような状態が続くと...
体と心の疲れから、朝が起きられなくなり、出勤や登校が億劫になる症状が現れてきます。
今までは五月病とは、新入生や新入社員がなるものと思われていましたが現在では人事異動や転職などの新しい環境に身を置かれた中高年の方にも増加しています😱ストレスの多い現代社会において生活していく以上誰でも五月病になる可能性はあるということです💦さらに五月病から『うつ病』になることもあるので注意が必要です!
こんな方は要チェック!!....気づいていないだけで当てはまるものがあれば五月病の可能性があるので要注意です!
□朝早く目が覚めても起きたくない □食欲がない □身だしなみを整えることが億劫になってきた
□『ダメだ…ダメだ…』とマイナス思考に陥りやすい □仕事でのミスが増えてきた □イライラしやすくなってきた
□出勤や登校時間が近づくにつれて動機や頭痛、腹痛などの体調不良が出る
□夜は考え込んでしまい、なかなか寝られない □肩こりやめまいが起こりやすくなった
☆幸せホルモンが五月病には大きく関係している☆
五月病は環境変化に大きく関わっています。
このような環境変化が〝幸せホルモン〟とも呼ばれ、ストレスの軽減に役立つ脳内の神経伝達物質であるセロトニンの分泌を不足させる要因になってきます。その結果、感情をうまくコントロールできなくなり、憂鬱な気分になりやすくなります。他にも連休中の不規則な食事や夜更かしによる体内リズムの変化からセロトニンの分泌が鈍くなってしまうことがあります😣こんな時はやる気があっても心と体がついていかず、周りからは『怠けている』『気持ちが入っていない』などと見られてしまい、さらに頑張らなければと自分自身にどんどnプレッシャーをかけてしまいます💦そうなると悪循環でさらに状態が改善されず、うつ病に繋がってしまう可能性もあります!
~五月病からうつ病に発展しやすい人の傾向~
◇普段から生真面目な人 ◇完璧主義 ◇責任感が強い
◇几帳面でおとなしい性格 ◇感情を表に出すのが苦手
☆五月病からうつ病にならないために対策と予防☆
①完璧主義をやめる
必要以上に考えてしまうことや何でも完璧にしようとすることは自分自身を苦しめていきますので失敗は成功の元と考えて、深呼吸をして肩の力を抜いていきましょう😀
②体を動かしてリフレッシュ
気温も心地良い季節になってきましたのでジョギングやウォーキング、水泳などの有酸素運動をすることで脳内のセロトニンの働きが活発になり、憂鬱な気持ちが軽くなっていきます😁
③読書など趣味に打ち込む
休日などは少し時間をとって、自分の好きなことをしてみて下さい。脳内のセロトニンが活性化され、ストレスが和らぎます!
④なるべく規則正しい生活を心がける
セロトニンの不足は連休中の『遅寝遅起き』も原因の一つです。セロトニンの分泌を促すためには、毎朝の太陽の光を浴びるのが効果的です!休日もある程度は決まった時間に起き、生活のリズムを崩さないよう心がけましょう!
⑤セロトニンを含む食品を摂取する
バナナや乳製品、大豆製品などのセロトニンを含んだ食べ物を摂取すると良いでしょう😆カツオ・マグロなどの魚類、アーモンド・ピーナッツなどのナッツ類、小麦胚芽、卵などにも多く含まれます☝🏻
最後に...
新しい環境に対応できる人もいれば、できない人も存在します。
お互いがお互いを支えあい、色々な考えや価値観を受け入れてあげられる良い環境を皆で築いていきましょう😁😁